大倉宏トーク「絵を飾って楽しもう」
鑑賞絵画と環境絵画
■ 鑑賞絵画:ルーツは仏画 壁に仏画を掛け、花(花瓶)・香(香炉)・蝋燭(燭台)を供えた。のち、床の間のしつらいに発展。
■ 環境絵画:襖絵・屏風絵など室内の調度・建具※の平面に絵を描いた。
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※平安時代の住宅(寝殿造の家)ではオープンなスペースを調度・建具で様々に区切ってインテリアを構成していた(室礼・しつらい という) |
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●唐絵:中国をモチーフにして絵(中国人物など)平安時代には公的な場の装飾に用いられた。
●大和絵:日本の風景などを描いた絵。プライベートな場の装飾に用いられた。
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■ 禅僧の住まい(方丈):前庭・裏庭には枯山水の庭・襖には墨絵の山水画が描かれた。清らかな大自然への憧れ。絵の力で室内を室内でありながら室外(精神的な清浄空間)に変容させた。襖絵として一般化する。

■ 画と絵
画は仏画、漢画、南画というように外来系の絵を指す場合に使われた。
絵は大和絵、襖絵、浮世絵というように日本人が身近に感じる絵を指して使われることが多い。外来系の画も日本人に見慣れたものになってくると唐絵、墨絵のように「絵」に変わった。
■ 西洋画・日本画
展覧会という外来の制度がつくりだした絵。
江戸時代まで培われた日本の環境絵画を衰弱させ、日本人が身近に感じるようになっていた「絵」を再び「画」に変えてしまった。
■ 画で部屋を飾る
鑑賞絵「画」をつかって「絵」のある環境をあたらしく作るということ。
ルールや作法はまだない。
当日に配布されたテキストより
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