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今年の夏は暑かった。
たとえば越後妻有で行われた「大地の芸術祭」。炎天下の里山歩きはつらくともいい思い出として振り返ることができる。ではアートは、そして今回の事業は、私たちに何を残したのだろうか?
多くの話題と期待とリスクを負いながら開催された大地の芸術祭は、おおむね好評のうちにその幕を閉じた。といっても肝心なことは未だ語られ尽くしてはいない。
そこで小誌では、新潟・文化批評誌としての本領を発揮するかたちで、同イベントを異なる立場の方々からの寄稿を通じて、さまざまな視点および角度から存分に論証していきたいと思う。なぜならば、他のマスコミがやらないからということ。そして、いまやっておくべき必要があるということ。さらにはトリエンナーレ形式をとる大地の芸術祭は、初回が終わると同時に第二回目はもうすでに始まっているのだから、と考えるから。主体は常に市民である。発言し行動する市民が次回の「大地の芸術祭」をつくっていく。
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